プリーツスクリーンについて
プリーツは英語で「ヒダ」という意味になります。プリーツスクリーンとは、スクリーンにプリーツ加工(ヒダ加工)を施したウィンドウトリートメントです。
ロールスクリーンがスクリーンを引き下げたときにプレーン(平面的)になるのに対し、プリーツスクリーンにはギザギザのヒダが入ります。スクリーンを引き上げると、そのヒダがたたまれるように下から上がっていきます。ちょうどブラインドとロールスクリーンの中間のようなイメージです。
1.プリーツスクリーンの種類
プリーツスクリーンの標準的なスタイルは「シングルスタイル」ですが、より機能性を高めた「ツインスタイル」が新スタイルとして提案されています。
シングルスタイル
プリーツスクリーンの標準的なスタイルです。プリーツスクリーン独特の生地の質感を存分に楽しめます。
ダブルスタイル
透明感のある生地と不透明な生地を上下に配置したスタイルです。レースカーテンを組み合わせたように1台で2役の機能を持ちます。シングルスタイルでは難しい微妙な採光の調節が可能です。
2.プリーツスクリーンの素材
プリーツスクリーンでは、和紙を思わせる薄手の生地が多く使われます。実際にはポリエステル繊維などの化学繊維が用いられており、色や柄などバリエーションは大変豊富です。ウォッシャブル、遮光性などの機能が付加された生地も使われています。
3.プリーツスクリーンの操作方式
プリーツスクリーンの操作方式には「コード式」「ドラム式」「電動式」の3種類があります。ツインスタイルについては、開閉操作のほかに厚手と薄手の生地を仕切る中間のバーの操作が加わります。
コード式
コード式は、スクリーンの下部までつながるコードを、直接引っ張ることで引き上がるシステムです。任意の位置でストッパーをかけると止まり、解除すれば自重でまた下がりはじめます。シンプルなメカニズムなので比較的安価です。
ドラム式
ドラム式は、スクリーン上部中央に設置されたドラムで、コードを巻き取るように引っ張ります。均等に引っ張ることができ、スムーズな昇降が可能です。 手前のコードを引くとスクリーンが巻き上がり、奥のコードを引くと下降します。
電動式
小型モーターを内蔵し、リモコンでスクリーンを上下させるタイプです。
ツインスタイルの操作方法
本体の昇降はドラム式、厚手と薄手の生地を仕切る中間のバーの操作はコード式になっています。昇降装置は、中間のバーが最上部にある場合に行えます。