専門用語集
窓装飾品関連の専門用語集です。
当サイトでも下記の用語を使用しております。
英数
- 1.5倍ヒダスタイル
- カーテンのスタイルの一つで、主に既製カーテンで使われるスタイルです。1.5倍ヒダというのは、カーテンの仕上がり寸法に対して1.5倍の生地を使用するという意味です。ヒダ山は二ッ山となります。
- 2倍ヒダスタイル
- カーテンのスタイルの一つで、オーダーカーテンの最も一般的なスタイルです。ドレープ性が非常に高く大変豪華に仕上がります。2倍ヒダというのは、例えばカーテンを1メートルに仕上げる場合、2メートルの生地を使用するという意味です。カーテンの寸法に対して2倍の生地を使用するので、ドレープ性が高くなるというわけです。2倍ヒダのほか、生地を2.5倍使用する2.5倍ヒダ、3倍使用する3倍ヒダというものもあります。カーテンには等間隔にヒダ山というものがありますが、2倍ヒダのヒダ山は三ッ山となります。
あ行
- イージーオーダーカーテン
- 一定の規格に基いてつくられたカーテンを、自宅の窓に合わせて、幅や丈を直してもらうカーテンのこと。
オーダーカーテンと既製カーテンの中間というイメージですが、考え方としては、オーダーカーテンが安くなったものという感じです。 - インテリアコーディネーター
- 社団法人インテリア産業協会が認定する資格で、個人の家や企業の事務所などのインテリア空間を構成する床・壁・天井・カーペット・照明・家具・カーテン等々の素材や色やデザインを選んだり、組み合わせたりしてコーディネートする室内装飾の総合アドバイザーです。
主にインテリア商品の販売技能向上を目的とした販売員向けの資格制度といえます。 - インテリア専門店
- カーテン、カーペット、小物類からリフォームまでインテリアに関することを幅広く取り扱うお店のこと。
- インテリアプランナー
- 財団法人建築技術教育普及センターが認定する資格で、住宅、オフィス、商業施設、公共施設など幅広い分野を対象として、インテリアの企画設計から工事監理までを行う者をいいます。
設計や施工にまで関わる点がインテリアコーディネーターとの違いと言えます。 - ウインドウトリートメント
- ⇔窓装飾 カーテン・ブラインド・ロールスクリーンなど窓を飾る窓回り商品の総称。
- ウエイト・テープ
- カーテンに美しいドレープを出すために、カーテンのスソ部分に取り付けるおもりのことです。スソ全体に使われることが多く、うっとりするほど美しいドレープラインを演出します。
- ウォッシャブル
- 家庭用の洗濯機で洗えるカーテンのこと
- オーストリアンシェード
- ローマンシェードの種類の一つ。全体に細かいタックを付けた優雅なスタイルで、多くはレースのような薄手の軽い生地を使用し、常に下げた状態にします。豪華な印象を出せるので、ホテルや宴会場等でよく利用されています。
- オーダーカーテン
- 窓の寸法に合わせて、生地からつくってもらう(オーダーする)カーテンのこと。
か行
- カーテン・ウエイト
- カーテンに美しいドレープを出すために、カーテンの両サイドの取り付けるおもりのことです。
- カーテン・ブラインド専門店
- インテリア専門店の中でも、カーテンに特化した売場づくりをしているお店。
- カーテンホルダー
- カーテンを開いたときに、ストッパーとしてかけるようにするだけでまとめられるものです。カーテンが閉まっている状態でも目立つので、カーテンスタイルの名脇役としてデザイン、材質、装飾性など種類が大変豊富です。
- カーテンレール
- 実際にカーテンを吊るためのもの。
- カフェカーテン
- カーテンのスタイルの一つ。
- 既製カーテン
- 一定の規格に基いてつくられたカーテンのこと。100×135cm(腰窓用)・100×178cm(掃き出し窓用)が一般的です。
- 機能レール
- カーテンレールの種類の一つで、スチール製のもっとも機構の単純なレールです。ランナーの走行性がよく、また、出窓のようにコーナーのある窓にもフレキシブルに対応できるなど、大変機能面に優れています。ただし、装飾性はあまり重視していませんので、カーテンを吊る際は、レールを見えないようにするのが一般的です。
- ギャザースタイル
- カーテンのスタイルの一つ。
- クロスオーバー
- カーテンのスタイルの一つ。
- ケースメント
- カーテン生地の種類の一つで、ドレープとレースの中間的なカーテン地です。一見するとレースに思えますが、レースよりも素材的にバラエティに富んでいて、レース的な軽快さの中にもドレープのようなボリューム感を併せ持っています。単品としても使えますし、ドレープとの二重吊りにも使えます。
さ行
- 採寸・取り付け
- 採寸とは窓の寸法を測り、カーテンの寸法を割り出すこと。取り付けはカーテンを取り付けること。
- シャープシェード
- ローマンシェードの種類の一つで、プレーンシェードに似たようなスタイルです。プレーンシェードと違う点は、生地裏面にバーが横方向に取り付けられているため、たたみ上がりがシャープになるというところです。たたみ上げの際に生じるたたみシワが発生しないという長所があります。一方、バーが透けてしまうという問題点もあります。
- 自店プライス表示
- カーテンショップの価格表示方法の一つで、メーカーからの仕入れ価格(下代)から販売価格を割り出して表示する方法です。
- 自店プライス販売
- カーテンショップの販売方法の一つで、価格を自店プライス表示にして販売する方法です。
- 遮光カーテン
- 光を遮るカーテンのこと。遮光性を高めるためには、黒糸を織り込んだり、生地の裏面にラミネート加工するなどしてカーテン地自体に遮光性を持たせる方法と、普通のカーテン地に遮光性の高い裏地(遮光裏地)を縫い付ける方法があります。また、遮光性を持つ薄手のカーテンを共吊するという方法もあります。
- 什器
- カーテンサンプルを飾る展示台のこと。
- 上代
- メーカー小売希望価格(定価)のこと。
- 芯地
- カーテン上部の生地の折り返し内に入れるもので、型崩れを防ぐ役割を持ちます。材質・幅・サイズは豊富にあります。
- スカラップ
- カーテンのスタイルの一つ。
- すくい縫い
- 縫製仕様の一つで、生地の表面に縫い目を出さない縫い方。高級仕様。
- スタイル展示
- 擬似窓をつくり、実際に仕立てた窓回りの完成品を展示する展示方法。
そのお店のセンスが一番表れます。 - スラット
- ブラインドの羽根のこと。アルミ製、木製などがあります。
- セパレート
- カーテンのスタイルの一つ。
- センタークロス
- 装飾レール
- カーテンレールの種類の一つで、デザイン性と素材を重視したカーテンレールです。これまでの脇役的な立場からウィンドウトリートメントの一翼を担う重要なアイテムとなっています。機能レールがカーテンで隠されているのに対し、装飾レールではレール本体が見えるようにカーテンを取り付けます。
た行
- タッセル
- カーテンを開いたときに、カーテンの下部をまとめるために使うバンドのこと。カーテンの装飾ポイントにもなります。
- タブ
- カーテンのスタイルの一つ。
- ダブルシェード
- ローマンシェードの種類の一つで、その名のとおり2枚の生地を取り付けられるように昇降装置を改良したローマンシェードです。
- テキスタイル
- 織物製品のこと。
- 透過性
- レースカーテンの透明性の度合いのこと。外から部屋の中がどのくらい透けて見えるのかという割合を示すものです。
透過率には等級がありますが、現時点では各メーカーが独自の基準で等級を決めている段階で、まだ統一基準はありません。 - トリム
- カーテンの縁を飾るもの。トリミングとも呼ばれています。ファッション性の高いものが数多くあります。
- ドレープ
- カーテン生地の種類の一つで、重厚感のある厚手のカーテン地のことをドレープいいます。高い密度で織られているため装飾性が非常に高く、また、遮光性、遮蔽性、防音性、断熱性などさまざまな機能を備えているのが特徴です。柄のものと無地のものがあります。
- ドレープ性
- 柔らかく波をうつようなヒダがどのくらいでているかということ。
ドレープ性の高いカーテンというのは、きれいにヒダがでているカーテンのことをいいます。
な行
- 内装工事店
- 壁紙工事を中心に床、窓回り等の内装工事を行う工事店。カーテン販売も行っています。
は行
- バーチカルブラインド
- タテ型ブラインドのこと。
- ハイギャザー
- カーテンのスタイルの一つ。
- ハトメスタイル
- カーテンのスタイルの一つ。
- バランス
- 上飾りとも呼ばれています。古いヨーロッパスタイルのカーテンの下部の重々しさに対して、上部にバランスをもたせるための上飾りとして発生したものです。現在はあくまでも装飾として最初から計算された上で取り付けられるようになりました。
- バルーンシェード
- ローマンシェードの種類の一つで、シェードを下げたときは普通のヒダ付きカーテンのようですが、少し引き上げると裾にふっくらとしたふくらみができるものをバルーンシェードといいます。ふくらみが風船(バルーン)のように見えることから、名付けられました。ヒダやギャザートップのスタイルが多彩で表情が大変豊かなのが特徴です。
- ピーコックシェード
- ローマンシェードの種類の一つで、プレーンシェードに似たスタイルです。引き下げた時はプレーンシェードの用に平面になりますが、たたみ上がると裾が孔雀の羽のように美しく広がります。
- ヒダ倍率
- カーテンの幅寸法に対して、カーテン生地をどのくらい使用したかということ。
例えば、2倍ヒダなら1メートルのカーテンに仕上げるのに2メートルの生地を使用。1.5倍ヒダなら1.5メートルの生地を使用するということ。生地を多く使えば、その分ドレープ性がよくなります。 - ファブリックス
- 布製品のこと。
- ふさかけ
- タッセルをかける金具のこと。
- プライスカード
- 価格表のこと。マトリックスともいいます。
- ブラインド
- ウインドウトリートメントの一つ。開閉(昇降)のほかに、羽根を回転させることで採光を自由に調節できるという特徴があり、「日よけ」としては最も優れた機能性を備えています。
- プリーツ
- ヒダのことを英語でプリーツといいます。
- プリーツ仕立てサンプル
- 実際に近い縫製をしたカーテン見本です。
- プリーツスクリーン
- ウインドウトリートメントの一つで、スクリーンにプリーツ加工(ヒダ加工)を施したもの。
- プリント
- カーテン生地の種類の一つで、比較的フラットに仕上げた無地の生地に柄をあとからプリントしたものです。織りで柄を出すドレープと違い、自由な表現が可能です。
- プレーンシェード
- ローマンシェードの種類の一つで、シェードを引き下げたときにヒダやギャザーのないプレーン(平面)な状態になるという最もシンプルなスタイルです。引き上げるとヒダが自然なヒダを出しながらたたみ上がっていきます。
- プレーンスタイル
- カーテンのスタイルの一つで、カーテンの寸法と同じ寸法の生地を使用するカーテンです。カーテンではおなじみのヒダ山はありません。
- ヘッダーサンプル
- カーテン生地を折り畳み、上部をヘッダーでとめた見本です。
- ベネシャンブラインド
- ヨコ型ブラインドのこと。
- ボイル
- カーテン生地の種類の一つで、透明感のある薄手のカーテン地です。厳密に分類すると、編み機を使って編んだ生地を「レース」、織り機を使って織った生地を「ボイル」といいますが、一般的にはこれらの薄手のカーテン生地を総称してレースと呼んでいます。
- 縫製
- 生地をカーテンに仕立てるために縫うこと。縫製はメーカーに依頼するのが一般的ですが、自社で縫製工場を持ち、自社縫製をしているカーテンショップもあります。
- 本縫い
- 縫製仕様の一つで、一番多く使われている縫い方です。
ま行
- マトリックス
- 価格表のこと。細かい数列が並んでいることからマトリックスと呼ばれています。
- 窓装飾
- ⇔ウインドウトリートメント カーテン・ブラインド・ロールスクリーンなど窓を飾る窓回り商品の総称。
- 見本帳
- メーカーが発行する商品カタログのこと。カタログと違う点は、写真だけを掲載しているのではなく実物を確認できるように、小さいカットサンプルがはられているところです。
- 見本帳販売
- カーテンの販売方法の一つで、見本帳を効果的に使用して販売する方法です。売場を持たない業者でもカーテン販売が可能な販売方法です。
- メカもの
- ウインドートリートメントの中で、ブラインドやロールスクリーンなど機械(メカ)がメインとなっているもののこと。
ら行
- ライナー
- カーテンの裏に取り付ける裏地のこと。取り付ける理由としては、(1)遮光性を高めるため、(2)ドレープ性を高めるため、(3)暖房効率を高めるため、(4)外からの見た目(カーテンの裏)をよくするためなどがあります。
- ランナー
- カーテンレールの部品で、実際にカーテンを引っ掛けて走行させるもの。
- リピート
- カーテン生地の柄の間隔のこと。ヨコリピートとは左右の柄との間隔、タテリピートとは上下の柄の間隔をいいます。生地をオーダーカーテンに仕立てる際、その柄合わせに必要な指標です。
- レース
- カーテン生地の種類の一つで、透明感のある薄手のカーテン地です。厳密に分類すると、編み機を使って編んだ生地を「レース」、織り機を使って織った生地を「ボイル」といいますが、一般的にはこれらの薄手のカーテン生地を総称してレースと呼んでいます。
- ローマンシェード
- ウインドウトリートメントの一つで、カーテンが生地を左右に開閉するのに対し、昇降装置に生地を取り付けることによって、上下に開閉させるようにしたもの。
- ロールスクリーン
- ウインドウトリートメントの一つで、上部の巻き取りチューブに布製などのスクリーンを巻き込んでいくというもの。
わ行
- 割引率表示
- カーテンショップの価格表示方法の一つで、メーカー小売希望価格から独自の割引率を設定して表示する方法です。現在最も一般的な表示方法といえます。
- 割引販売
- カーテンショップの販売方法の一つで、価格を割引率表示にして販売する方法です。
ワンポイントアドバイス
当サイトでは、企画上とにかくカーテンに絞った内容構成をしていますが、基本的な考え方として「カーテンはあくまでインテリアの一部」ということを忘れてはなりません。
例えば、部屋の全体的な雰囲気がシンプル調なのに、いくら気に入ったとしても、カーテンだけ重厚なクラシック調にしてしまっては調和が取れません。つまり、床や壁、家具など部屋全体の調和を考えたカーテン選びが大切なのです。
トータルで考えるのは難しいことですが、お店の人とよく相談して、部屋に合ったカーテンを選びましょう。